クレジットカードの分割払いとは?メリット・デメリットも徹底解説

ワクワクたくさん、不動産。Work Full House(ワークフルハウス)賃貸チームです。

今回は「賃貸契約をする際のクレジットカード分割」について詳しく解説していきます。

物件を賃貸する際に、いちばん困るのは費用の高さです。

一般的に賃貸契約の初期費用は、家賃の4〜5倍と言われており、家賃が高い物件では一括で支払えない可能性があります。

また、新しい家具・家電を揃えたいため、なるべく初期費用を抑えたいという方や分割した際の利子が気になる人も多いと思います。

この記事を最後まで読むと、初期費用をクレジットカードで分割支払いした時の「メリット・デメリット」「分割した際の注意点」について知ることができます。

目次

クレジットカードで初期費用を分割できるのか

クレジットカードの支払いは、不動産会社によって可能な場合があります。

しかし、分割支払いができないケースもあります。

管理会社と大家さんとの話し合い

初期費用のクレジットカードでの支払いは、最近になって導入が進んできました。

そのため、不動産管理会社と大家さんによっては、まだ対応できていないケースもあります。

事前に確認しておくことが大切です。

指定のクレジットカードのみ利用可能

先述した通り、初期費用のクレジット支払いは最近になって導入されました。

そのため、指定のクレジットカードではないと分割ができないケースがあります。

また、クレジットカードの支払いはできても一括のみというケースもあります。

基本的に、不動産管理会社が採用しているクレジットカードの種類は

「VISA、MasterCard、JCB、AMEX、Diners」の5つです。

デビットカードに関しては、利用できる不動産管理会社が限られているので注意が必要です。

賃貸物件にかかる費用とは

賃貸物件を契約するときには、さまざまな初期費用がかかります。

一般的にかかるお金としては、以下の5つです。

敷金

住宅の場合、家賃の1ヶ月分が目安です。

敷金を支払う理由としては、契約終了時に部屋を退去した際、部屋の原状回復費用その他、賃料の滞納等に充てるためです。

一般的な契約としては、「敷金−原状回復費用」で差し引かれた金額が手元に戻ってきます。

礼金

敷金と同じで、基本的に家賃の1ヶ月分が目安です。

礼金を支払う理由としては「大家さんに対しての感謝料」です。

そのため、敷金とは違い退去時に返還はされません。

しかし、最近の物件では礼金の支払いがないところも多いため、しっかりと確かめておく必要があります。

前家賃or(and)日割り家賃

基本的に家賃の1ヶ月分を支払うことが多いです。

前家賃を支払う理由としては、家賃の滞納リスクを避けるため。

また、借主が次の支払い日まで安全に過ごせるようにするための前払いです。

月の途中から入居した場合は、日割り家賃を支払うことになります。

火災保険

基本的に1人だと1.5万円。ファミリーなど2人以上だと2万円程度です。

火災保険を支払う理由としては、火災や水漏れなどが起きた際に保険の適応が必要なためです。賃貸を借りる際には、必ず損害保険に入る必要があります。なお、指定された保険以外に加入することもできますが、その際は証明書などを求められるケースが多いです。

仲介手数料

基本的に家賃の0.5ヶ月分〜1ヶ月分+消費税の金額です。

仲介手数料を支払う理由としては、物件の案内・契約手続きをしてくれた不動産会社に、謝礼を支払う必要があるからです。法律の上限は家賃1ヶ月分と定められているため、それ以上の仲介手数料の支払いはありません。

以上が、賃貸物件を借りる際に必ずかかる初期費用です。

前家賃は損しているように感じる方がいますが、翌月の支払いをしているだけなので損する事はありません。また、そのほかにも、賃貸保証会社へ連帯保証人を委託する際の費用などが初期費用としてプラスされることがありますので、きちんと契約書を確認することが大切です。

クレジットカード支払いのメリット

そもそもクレジットカードで支払うことで、どのようなメリットがあるのか気になる方も多いと思います。

クレジットカードで得られるメリットは、以下の3つです。

分割回数によっては、金利手数料を気にしなくていい

クレジットカードは、一括払い・二回払い・ボーナス一括払いなどで支払うと金利手数料が無料で利用することができます。

ただ、ボーナス一括払いの場合は支払い期日がクレジットカード会社で異なるため、確認が必要です。

ポイントが貯まってさらにお得に

クレジットカードで支払うことで、普段の買い物と同じようにポイントが貯まります。

賃貸物件を借りる際の金額は大きいので、かなりのポイントが貯まり生活用品の付け足しに利用するなど、現金で支払うよりもお得な支払い方法です。

ポイントの還元率は、クレジット会社によって様々あります。

例えば、100円で1ポイント貯まるクレジットカードなら初期費用30万を支払うことで、300ポイントも貯まるのです。

また、家賃の支払いもクレジットカードにすることで、毎月大きなポイントが貯まるようになります。

面倒くさいが一気に解決

今までの家賃支払いは、口座に振り込んだりすることが多く「面倒だな…」と感じる人もいると思います。

しかし、初期費用と家賃支払いをオンライン決済にすることでURLから飛んで数分で決済が完了します。

また、オンライン決済は不動産会社にとってもメリットが多く契約までの時間の短縮や振り込み確認がしやすくなりました。

クレジットカード支払いのデメリット

クレジットカード支払いのメリットは、数多くありますがデメリットも存在します。

今回は、2つのデメリットをご紹介します。

初期費用の設定の高さや決済手数料の加算

クレジットカード支払いの仕組みは、不動産管理会社がシステムを導入することで入居者に支払ってもらった数%をクレジットカード会社に支払うという仕組みです。

そのため、不動産会社にとっては現金払いの方が、家賃等の金額が全て売り上げになるので初期費用を安くしても問題はありませんでした。

しかし、数%の手数料が取られると、不動産会社の売り上げが減ってしまいます。

その手数料分を補うには、初期費用を少し高めに設定しがちになります。

なかには、2%〜5%を「事務手数料」「システム手数料」と表現して、入居者にクレジットカードの手数料を負担させるケースがあります。しかし、この行為は法律違反です。

クレジットカード会社が定める加盟店規約では、「入居者に手数料分を負担させる行為は禁止」と定められています。このような表記がある場合は、支払いする必要が無い費用であることをきちんと確認・主張しましょう。

金利が高くなる

初期費用を分割払いやリボ払いで検討している人は、初期費用に金利がプラスされます。

そのため、最終的に支払う金額が現金で支払うよりも高くなることを理解しておく必要があります。

基本的に、3回以上の支払い金利は月々1〜2%(年率15〜18%)程度の手数料です。

金利を気にしない人は大丈夫ですが、「無駄に払いたくない」という方は一括・二回払い、または、現金での一括払いにすることがオススメです。

以上が、クレジットカード支払いにしたときのデメリットでした。

解説した以外にも「支払いと引き落としのタイムラグ」「家賃滞納をしたときに金融履歴に傷がつく」などのデメリットも存在します。

まとめ

クレジットカード支払いは、ポイントが貯まるなどのさまざまなメリットがあります。

今回、解説したようなメリットとデメリットをしっかりと比較して自分の目的に合わせた支払い方法を検討することがオススメです。

お知らせ

弊社では、賃貸の初期費用を、クレジットカードを使わずに後払い(無金利分割払い)に出来るサービスを始めました。

このサービスは

①金額を問わず

②仲介手数料も分割の対象となり

③クレジットカード払い対応不可能なお部屋でも「弊社で仲介可能なお部屋であれば」ご利用可能です。(ご利用にあたっては提携の信販会社での審査が必要です。審査結果によっては、お断りする場合や、金額に制限を設けさせて頂く場合もございますのでご了承ください。)

CIC・JICC等(指定信用情報機関)の照会結果を重視しない、独自の審査基準で審査を行うため、ブラックリストの方でも分割可能になった実績が多数あります。

詳細は、賃貸初期費用後払い(無金利分割払い)サービスの記事をご覧頂くか、公式LINEよりお気軽にお問い合わせください!

ご希望のお部屋が決まっていない方は、以下の事前アンケートにご回答ください。

それでは、また!

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