ワクワクたくさん、不動産。Work Full House(ワークフルハウス)賃貸チームです。
今回は「賃貸物件を借りる際の初期費用を抑えるポイント」について詳しく解説していきます。
賃貸物件を借りる際に「高いな…」と感じるのは、初期費用です。
しかし、高いと感じてもなかなか交渉をするやり方もわからず、なんとなく指定された金額を支払う方がほとんどです。
この記事を読むと「初期費用の相場」や「初期費用の交渉術」について、理解することができます。
初期費用の相場を知っておくこと
初期費用を抑えるためには、事前にそのエリアの初期費用相場を知っておくことが大切です。
初期費用の相場は、最低でも4.5ヶ月分〜5ヶ月分です。
内訳としては
- 敷金 1ヶ月分
- 礼金 1ヶ月分
- 前家賃 1ヶ月分
- 火災保険 1.5万円〜2万円
- 仲介手数料 1ヶ月分+消費税
このような内訳です。
また、上記の5つの他にも「保証料(家賃+共益費の0.5ヶ月分)・引越し費用・鍵の交換・消毒料」などの費用がプラスされます。
この費用とは別に、家具家電を購入しないといけないケースが多いので、かなりの金額がかかることがわかります。
また、家賃相場は学生に人気のエリアや交通の便がいいエリアなどさまざまな条件があります。
例えば
・港区 相場87万円〜122万円
・世田谷区 相場58万〜81万円
・練馬区 相場46万円〜67万円
※2021年5月現在
このように、エリアによって相場にもかなりの幅があることがわかります。
特に港区は、人気のエリアのため家賃相場が高く、初期費用もそれに応じて高くなります。
初期費用を抑えるポイント 7選
先述した初期費用にかかる金額を見てしまうと「支払えないな…」「引っ越し諦めようかな…」と不安になってしまう方もいると思います。
そこで、これから解説する7つのポイントをもとに交渉してみることで「家具・家電」の費用の足しにできるかもしれません。
これから解説するポイントは以下の通りです。
・保証会社不要を選ぶ
・キャンペーンの活用
・相場が安い地域を探す
・家賃が安い賃貸物件を探す
・フリーレントの賃貸物件を探す
・仲介手数料の安い不動産会社を探す
・不動産管理会社や大家さんと交渉
保証会社不要を選ぶ
保証会社に払う保証料は、基本的に家賃+共益費0.5ヶ月分〜1ヶ月分です。
そのため、保証会社不要の賃貸物件にすることで、この費用を抑えることができます。
注意点としては
・その分、賃料や初期費用が高めに設定されているケースが多い
・人気のない部屋が多い
・定期借家契約(期限が決まっている契約)になっているケースが多い
このようなことがあります。
また、連帯保証人・保証会社がなしと記載されていてもクレジットカードの情報を担保にしている場合がありますので、過去に、金融事故があると、審査が通過しない傾向があります。
キャンペーンの活用
賃貸物件によっては、賃貸サイトで「10万円のキャッシュバック」「家電・家具付き」などのキャンペーンがあります。「交渉するのは無理かも…」と感じる方は、このような賃貸物件を探すのがオススメです。
ただ、キャッシュバックキャンペーンにも注意点があるため
過去の記事「賃貸キャッシュバックにオススメな2社を比較。キャッシュバックキャンペーンの仕組みから注意点までを徹底解説」で理解しておくことが大切です。
相場が安い地域を探す
希望の条件(交通の便)などを広げてエリアを拡大することで、相場が安い物件を探すことができます。東京近辺では、葛飾区や江戸川区、足立区などが挙げられます。
家賃が安い賃貸物件を探す
家賃の費用が低い賃貸物件を探すことで、必然的に初期費用を抑えることができます。
しかし、築年数がかなり経っていたりと人気のない物件が多く、希望の条件で探すには難しいです。
フリーレントの賃貸物件を探す
フリーレントとは、一定の期間の家賃が無料になる契約のことです。
賃貸物件を契約した日から決められた期間の間だけ家賃が無料となり、期間が終わると家賃が発生します。フリーレントの目的としては、以前住んでいた家賃との二重払いや借り手の初期費用負担を軽くして、新規入居者を募ることです。
注意点としては、短期解約違約金の発生の可能性があるということです。
賃貸物件の大家さんとしては、フリーレント期間が終了した際に退去されてしまうとメリットがありません。そのような大家さんへのデメリットを防ぐために短期解約違約金が設定されるのです。
また、フリーレント契約を結ぶ際は「そもそもの家賃の金額の妥当性」「更新料の金額の妥当性」「初回の家賃の支払い日」「管理費・共益費の支払いの有無や金額の妥当性」「短期解約違約金の有無」にも注意する必要があります。
仲介手数料の安い不動産会社を探す
一般的に、仲介手数料は1ヶ月分+消費税がかかります。
仲介手数料が安い賃貸物件の特徴は「自社物件」「大家さんから広告料をもらっている」の2つが挙げられます。
注意点としては、仲介手数料が安くてもオプションがつけられていたりして費用が変わらない可能性があります。
しっかりと計算してから、賃貸借契約を結ぶことがオススメです。
不動産管理会社や大家さんと交渉
賃貸物件を契約する際に「この端数が…」「もう少し安くなりませんか?」など、不動産会社の方に相談することで、初期費用が安くなるケースがあります。
主に、鍵の交換・クリーニング代・敷金・礼金・前家賃の一部を割引などです。
ただ、大手の不動産会社などは社内でルールがあるため、このような交渉には応じないケースがあります。
以上が、初期費用を抑えるポイント7選でした。
これだけを見ると、「さっそく試してみよう!」と感じると思います。
しかし、初期費用を抑えることによってデメリットも存在します。
過去の記事「賃貸初期費用を抑える3つの方法に潜むデメリット」で詳しく解説しているのでしっかりと確認してから交渉をしてみましょう
まとめ
今回は「賃貸契約の初期費用を抑えるポイント」について解説しました。
賃貸の初期費用を抑えるタイミングは、申し込み前です。
申し込み後に、不動産会社と交渉しても「申し込みをした時点で納得しているはずだ」と言われてしまいます。また、申し込みをする際に交渉する時は、必ず「交渉する条件が飲めれば、必ず契約する。という意思」を見せることが大切です。
更に、引越しシーズンではない7月や8月を中心に契約を考えることで、値引きができる可能性が高まります。
「どうしても、初期費用を払うことができない…」という方は、初期費用の分割が出来る物件や、不動産会社で契約するのがオススメです。
しっかりと、大家さん・不動産会社の事情を考えながら、無理のない値引き交渉をしていきましょう。
お知らせ
弊社では、賃貸の初期費用を、クレジットカードを使わずに後払い(無金利分割払い)に出来るサービスを始めました。
このサービスは
①金額を問わず
②仲介手数料も分割の対象となり
③クレジットカード払い対応不可能なお部屋でも「弊社で仲介可能なお部屋であれば」ご利用可能です。(ご利用にあたっては提携の信販会社での審査が必要です。審査結果によっては、お断りする場合や、金額に制限を設けさせて頂く場合もございますのでご了承ください。)
CIC・JICC等(指定信用情報機関)の照会結果を重視しない、独自の審査基準で審査を行うため、ブラックリストの方でも分割可能になった実績が多数あります。
詳細は、賃貸初期費用後払い(無金利分割払い)サービスの記事をご覧頂くか、公式LINEよりお気軽にお問い合わせください!
ご希望のお部屋が決まっていない方は、以下の事前アンケートにご回答ください。
それでは、また!