間取りの種類一覧|1R・1K・LDKの違いと世帯別の選び方

賃貸物件を探していると、「1R・1K・1DKは何が違う?」「2DKと2LDKはどちらが自分に合う?」と迷うことがあります。間取りの数字は独立した居室数、R・K・DK・LDKなどの英字は居室以外の空間を表します。

ただし、同じ間取り表記でも専有面積、収納、廊下の長さ、柱の位置によって使いやすさは大きく変わります。間取り名だけで決めず、間取り図と内見で家具配置や生活動線まで確認することが大切です。

この記事の要点
・数字は独立した居室の数、K・DK・LDKはキッチンを含む空間の種類
・1Rはキッチンと居室が同じ空間、1Kは原則として仕切られている
・DK・LDKには居室数に応じた広さの表示目安がある
・同じ「1LDK」でも専有面積や形状によって使い勝手は異なる
・世帯人数だけでなく、在宅勤務・収納・来客・生活時間も考えて選ぶ

目次

間取りの種類一覧

間取り基本的な構成向いている人専有面積の目安
1R居室とキッチンが同じ空間家賃を抑えたい一人暮らし約15〜25㎡
1K居室1室+区切られたキッチン料理のにおいを居室と分けたい人約18〜30㎡
1DK居室1室+ダイニングキッチン食事と寝室を分けたい一人暮らし約25〜40㎡
1LDK居室1室+リビング・ダイニング・キッチンゆとりを求める一人暮らし・二人暮らし約30〜50㎡
2DK居室2室+ダイニングキッチン個室数と家賃のバランスを重視する二人暮らし約35〜55㎡
2LDK居室2室+リビング・ダイニング・キッチンカップル・子ども1人の世帯・在宅勤務約45〜70㎡
3DK居室3室+ダイニングキッチン個室数を優先するファミリー約45〜65㎡
3LDK居室3室+リビング・ダイニング・キッチン子どものいるファミリー約60〜85㎡
4LDK以上居室4室以上+LDK大家族・個室や仕事部屋が必要な世帯約75㎡〜
面積は物件検索時の一般的な目安です。地域・築年数・建物種別・間取り形状により異なります。

間取り表記の数字・R・K・D・L・Sとは?

  • 数字:LDKなどとは別にある居室(寝室)の数
  • R(Room):居室。一般に「1R」はキッチンを含む一つの空間
  • K(Kitchen):キッチン
  • D(Dining):食事をする空間
  • L(Living):居間
  • S(Service room):採光・換気などの条件により居室表示できない納戸等

たとえば「2LDK」は、独立した居室が2室あり、別にリビング・ダイニング・キッチンがある間取りです。「2SLDK」であれば、これにサービスルーム(納戸等)が加わります。Sは広く見えても、居室としての採光等の条件を満たしていない場合があるため、使い方を現地で確認しましょう。

1R・1K・1DK・1LDKの違い

1R(ワンルーム)

1Rは、居室とキッチンの間に扉などの明確な仕切りがなく、一つの空間になっている間取りです。玄関から居室までの廊下部分も居室面積に含まれることがあるため、「洋室7畳」と表示されていても、家具を置ける部分が想像より小さい場合があります。

  • メリット:比較的家賃を抑えやすく、室内の移動が少ない
  • 注意点:料理のにおいが居室へ広がりやすく、玄関から室内が見えやすい

1K

1Kは、居室1室とキッチンスペースが扉や壁などで区切られた間取りです。料理のにおいや冷蔵庫の音を居室から分けやすく、玄関を開けたときに生活空間が見えにくい点が1Rとの主な違いです。

  • メリット:居室とキッチンを分けられ、生活感を隠しやすい
  • 注意点:キッチン側にエアコンがないと、夏冬の調理時に暑さ・寒さを感じる場合がある

1DK

1DKは、居室1室にダイニングキッチンが付いた間取りです。不動産公正取引協議会連合会の指導基準では、居室が1室の場合、DK表示の広さは4.5畳以上が目安です。小さなダイニングテーブルを置き、食事と就寝の空間を分けたい方に向いています。

1LDK

1LDKは、居室1室と、リビング・ダイニング・キッチンで構成されます。同指導基準では、居室が1室の場合、LDK表示の広さは8畳以上が目安です。一人暮らしで仕事部屋や広いリビングが欲しい方、生活時間が近いカップルなどに向いています。

DK・LDK表示の目安:
居室1室:DK 4.5畳以上/LDK 8畳以上
居室2室以上:DK 6畳以上/LDK 10畳以上
1畳は1.62㎡以上として表示されます。これは不動産広告上の指導基準であり、建築上の最低面積を定めたものではありません。

2K・2DK・2LDKの違い

2K

2Kは、居室2室とキッチンで構成されます。LDKがない分、同じエリアの2LDKより家賃を抑えられる場合があります。一方、食事場所をどちらかの居室に設ける必要があるため、生活動線を間取り図で確認しましょう。

2DK

2DKは、居室2室とダイニングキッチンで構成されます。居室が2室以上の場合、DKの広さは6畳以上が表示の目安です。築年数が経過した物件にも多く、個室数を確保しながら家賃を抑えたい二人暮らしや小規模世帯に向いています。

2LDK

2LDKは、居室2室とLDKで構成されます。居室が2室以上の場合、LDKは10畳以上が表示の目安です。寝室と仕事部屋を分けたい二人暮らし、子ども1人の世帯などに適しています。ただし、廊下や収納が多い物件では、同じ専有面積でも各居室が小さくなる場合があります。

3DK・3LDK・4LDK以上の特徴

3DKは3つの居室とDK、3LDKは3つの居室とLDKを備えます。個室数を優先するなら3DK、家族が集まるリビングの広さを優先するなら3LDKが候補です。4LDK以上は、子ども部屋、夫婦の寝室、在宅勤務スペースなどを分けやすい一方、家賃だけでなく光熱費や掃除の負担も増えやすくなります。

世帯人数・暮らし方別の間取りの選び方

暮らし方候補となる間取り確認したいポイント
一人暮らし・家賃重視1R・1K収納、キッチンの仕切り、室内洗濯機置場
一人暮らし・在宅勤務1DK・1LDK・2K仕事と就寝を分けられるか、通信環境
カップル・二人暮らし1LDK・2DK・2LDK生活時間の違い、収納量、独立した個室の必要性
子ども1人の世帯2LDK・3DK将来の子ども部屋、ベビーカー置場、生活動線
子ども2人以上の世帯3LDK・4LDK以上個室数、収納、家事動線、学校までの距離

間取り図で確認すべき7つのポイント

  1. 家具を置ける有効寸法:畳数だけでなく柱や扉の位置を確認する
  2. 収納:クローゼットの奥行き・扉の開き方・収納量を見る
  3. 生活動線:玄関からキッチン、洗面、バルコニーまでの移動を想像する
  4. 採光・風通し:窓の方角だけでなく、前面建物や窓の大きさを確認する
  5. 水回り:バス・トイレ別、脱衣所、洗濯機置場の位置を見る
  6. 音:寝室と隣戸の水回り、エレベーター、共用廊下との位置関係を見る
  7. コンセント・設備:家具配置と電源、エアコン設置位置が合うか確認する

よくある質問

1Rと1Kはどちらが広いですか?

間取り表記だけでは判断できません。1Rでも専有面積が広い物件はあり、1Kでも廊下やキッチン部分が多く、居室が狭い場合があります。専有面積と居室の畳数を両方比較してください。

1DKと1LDKの違いは何ですか?

主な違いは、キッチンを含む空間がダイニング機能までか、リビング機能まで備えるかです。広告表示の広さの目安は、居室1室の場合、1DKが4.5畳以上、1LDKが8畳以上です。

「S」は寝室として使えますか?

実際の利用は広さ・換気・空調などによりますが、Sは採光等の条件から広告上「居室」と表示できない空間です。就寝用として考える場合は、窓、換気、エアコン設置可否を確認してください。

畳数と平方メートルはどう換算しますか?

不動産広告では、1畳を1.62㎡以上として表示します。ただし、専有面積には居室以外の廊下・水回り・収納等も含まれるため、「専有面積÷1.62」がそのまま居室の畳数になるわけではありません。

まとめ

間取りの数字は独立した居室数、R・K・DK・LDKは居室以外の空間を示します。間取り名は候補を絞る入口として便利ですが、同じ表記でも広さや形状は異なります。世帯人数、在宅勤務、収納、生活時間、家具配置を整理し、専有面積・間取り図・内見を組み合わせて選びましょう。

参考:不動産公正取引協議会連合会「DK・LDKの広さ(畳数)の目安となる指導基準」(2026年8月29日確認)

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